ベン・アフレック、レイチェル・マクアダムス主演のテレンス・マリックの新作タイトルは、『トゥー・ザ・ワンダー』
ベン・アフレックと映画『君への誓い』のレイチェル・マクアダムスが共に主演を演じるほか、映画『ナイロビの蜂』でオスカー助演女優賞に輝いたレイチェル・ワイズ、映画『ノーカントリー』でオスカー助演男優賞に輝いたハビエル・バルデム、映画『007/慰めの報酬』のオルガ・キュリレンコなどの出演が伝えられていたテレンス・マリック監督の新作のタイトルが、『トゥ・ザ・ワンダー(原題) / To the Wonder』であることが明らかになった。
ベン・アフレック主演映画『世界で一番パパが好き!』写真ギャラリー
長らくタイトル未定であった本作は、ウェブサイトThe Film Stageによれば、今年のカンヌ映画祭のセールスマーケットに登場する予定で、早くも“性的描写とヌードあり”の理由でR指定となっている。
アフレック演じる女たらしの男性が、旅先のパリで関係を持ったヨーロッパの女性(キュリレンコ)と、故郷のオクラホマで主に彼女のビザ目的で結婚するが、そこであれこれ過去にあった地元の女性(マクアダムス)との関係が再燃するというストーリー。
本作は、マリック監督が映画『ツリー・オブ・ライフ』の次に手がけた作品。今後は、ブラッド・ピットとエマ・トンプソンをナレーターに迎え、宇宙の誕生と死について検証した映画『ヴォヤージュ・オブ・タイム(原題) / Voyage of Time』が現在ポスプロ中、ライアン・ゴズリング、ナタリー・ポートマン、クリスチャン・ベイル、ルーニー・マーラ出演の映画『ローレス(原題) / Lawless』の撮影が進行中、また、同じくポートマン、ベイルが揃う映画『ナイト・オブ・カップス(原題) / Knight of Cups』の製作準備が進んでいるところだ。
『トゥ・ザ・ワンダー(原題)』は、2012年の公開が予定されている。(鯨岡孝子)