マーティン・スコセッシが、ロールス・ロイス社の創設を描いた新作をプロデュース!
映画『シャッター アイランド』や『ヒューゴの不思議な発明』などでおなじみの名監督マーティン・スコセッシが、ロールス・ロイス社の創設を描いた新作『シルバー・ゴースト(原題) / Silver Ghost』をプロデュースすることIndiewire.comによって明らかになった。
マーティン・スコセッシ監督作品『ヒューゴの不思議な発明』写真ギャラリー
これは、マーティン・スコセッシが、映画『ガンジー』のリチャード・アッテンボロー監督とアンソニー・ハースらとともに企画している作品で、ロールスロイス社の創業者チャールズ・スチュアート・ロールズとフレデリック・ヘンリー・ロイスが、苦悩を経て会社を立ち上げる過程を描くもの。また自動車を世間ではやらせるための活動をし、世界初のモーター雑誌「ザ・カー・イラストレイテッド」を創刊したジョン・モンタギュー・ビュリー卿と秘書エレノア・ソーントンとの不倫も描かれるそうだ。
今回の製作決定について「『シルバー・ゴースト』を読んだときに魅了されたんだ。これは、映画化されなければいけないと思ったよ」とスコセッシ監督はコメントしている。
今のところ、スコセッシ監督は映画『サイレンス(原題) / Silence』や『ザ・ウルフ・オブ・ウォール・ストリート(原題) / The Wolf of Wall Street』でメガホンを取る予定で、さらに歌手フランク・シナトラの伝記映画も企画中であるため、同作の監督をすることは難しそうだ。
ただ、スコセッシ監督とリチャード・アッテンボロー監督がかかわることで、しっかりとした時代物の作品になりそうだ。 (細木信宏/Nobuhiro Hosoki)