ジェニファー・ロペス、オーディション番組「アメリカン・アイドル」審査員を降板か?
人気オーディション番組「アメリカン・アイドル」で審査員を務めているジェニファー・ロペスが、次のシーズンでは審査員から降りる可能性があるようだ。
ジェニファー・ロペス出演映画『Shall we Dance? シャル・ウィ・ダンス?』写真ギャラリー
ジェニファーはこの番組の第10シーズン、第11シーズンでスティーヴン・タイラー、ランディ・ジャクソンとともに審査員を務めてきたが、次の第12シーズンでは「忙しすぎる」ことを理由に審査員から降りる可能性があるという。ジェニファーのパブリシスト側ではまだ正式に決断はしていないとしているものの、ジェニファーは今年の夏から人気ポップ歌手のエンリケ・イグレシアスと組んで北米と南米でコンサート・ツアーを行う予定があるほか、秋にはワールド・ツアーも予定しており、タイトなスケジュールとなっている。
また、ジェニファーには4歳の双子エメとマックスという子どもたちがおり、母親としての時間も必要だと考えているよう。キャメロン・ディアスと共演した妊娠コメディー『ホワット・トゥー・エクスペクト・ホェン・ユー・アー・エクスペクティング(原題) / What to Expect When You're Expecting』』のプレミアの際には、「大変よ。バランスをとる技術が必要ね。子どもたちを一番に考えても、やることはやらなくちゃならない。自分のことをしている間に、子どもたちが大丈夫かちゃんと確認しなくちゃならないの」と、働く母親のジレンマを語っていた。
さらにジェニファーは、エレン・デジェネレス司会のトーク番組に出演した際には、「アメリカン・アイドル」の審査員役について「とっても楽しんでいるわ」と語りながらも、「3年目も続けるかはまだわからないの。別のこともしたいし、この番組をやると他のことが全然できないから」と、続投には後ろ向きなコメントを残している。
番組を製作しているFOXのエグゼクティブ・プロデューサーは、ウェブサイト「TMZ」に対し、「彼女には絶対に残ってほしい」と残留を熱望。「彼女はこの番組を、子どもたちのことと同じように重要に考えてくれている。しかしこれはビジネスだからね。映画などほかのオファーがあるのはわかっているし、すべてに重きを置かなくちゃいけないのは大変だ」とコメントしている。(竹内エミコ)