フィリピンでもレディー・ガガのコンサート中止を訴えるデモ
イスラム教団体からの抗議を受け、インドネシアの国家警察からコンサートの開催許可が下りなかったレディー・ガガだが、フィリピンでもキリスト教団体が抗議デモを行ったと報道されている。
「THE BORN THIS WAY BALL」ツアー日本公演フォトギャラリー
首都マニラでは、「レディー・ガガのコンサートを中止させろ」と訴える人で道はあふれたとWENNは報じている。キリスト教団体のメンバーは、ガガのみだらな音楽やプロモーション・ビデオに不快感を覚えると言い、特にジューダスという曲は冒涜的だと主張しているとのこと。
フィリピンではヌードやみだらな行為が違法とされており、コンサートが開催されるパサイの市長はこれらの法律が守られるようコンサート主催者に念を押したという。市長はアーティストとして彼女なりの芸術的、音楽的表現の方法があることは理解できるものの、自分の街で変な行動をとることは許さないと声明を出している。
抗議をしているキリスト教団体はコンサートが中止にならなくとも、コンサートでジューダスを歌ったら訴訟を起こすことを発表しており、ガガがこれを考慮するかが注目される。日本公演は大ヒットしたガガだが、コンサート・ツアー「THE BORN THIS WAY BALL」は韓国では一部キリスト教団体から抗議を受け、18歳未満の観覧が禁止されたことも話題になっている。