テレビドラマ「クレオパトラな女たち」は全8話で終了へ…脚本家・大石静が明かす
日本テレビ系列で放送中のテレビドラマ「クレオパトラな女たち」が、第8話で最終回を迎えることが明らかになった。脚本家の大石静が自身のオフィシャルサイトで明かしたもので、「人生、思うようにはならないものですね」とつづっている。
「長年ドラマをやって来ましたが、このチームは特にみんなの相性がよく、雰囲気もよく、言葉の通じるいいチームです」と21日付の記事で同作への思い入れの深さを明かしていた大石。それだけに今回の決定は意外だったようで、「最初の頃は、峯太郎と裕のスピンオフを単発ドラマか映画で…などと、様々に夢を膨らませていたのですが、人生、思うようにはならないものですね」とコメントした。
大石が全8話になると最初に明かしたのは19日付の記事。それをきっかけに、視聴者からはメールがたくさん来たというが、「放送局といえども、企業経営の立場から物を見れば、視聴者の皆様のお気持ちや、クリエイターの志より、大切なものがあるようです。それは単に視聴率だけでもないのです」と理解を求めた。
大石によると、現在も撮影は順調に進行しているといい、自身も「今は、このドラマを愛して下さった皆様に、なるほどと思っていただけるようなステキな最終回となるよう、頭をひねっている所です」とやる気十分の様子だ。
同ドラマは美容整形をテーマにした作品で、出演は佐藤隆太、稲森いずみ、北乃きいなど。当初は放送日程が明かされていなかったが、日本テレビの担当者は全8話になることについて「事実です」と認めている。(編集部・福田麗)