『ハリポタ』のロン役ルパート・グリント、新たに2作の映画出演が決定
映画『ハリー・ポッター』シリーズでロン・ウィーズリーを演じたイギリスの俳優ルパート・グリントが、2作の映画に出演が決定したとVariety誌が報じた。
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一本は、一人の平凡な青年と犯罪組織のボスの恋人のラブストーリーを描いた映画『ザ・ネセサリー・デス・オブ・チャーリー・カントリーマン(原題) / The Necessary Death of Charlie Countryman』で、映画『トランスフォーマー』シリーズのシャイア・ラブーフ、映画『レスラー』のエヴァン・レイチェル・ウッドらの出演が決まっている。ルパートの役どころは、まだ明らかにされていない。
もう一本は、トーキング・ヘッズやラモーンズなどの成功に大きな影響を及ぼしたニューヨークの伝説的クラブCBGBを描いた映画『CBGB(原題)』で、カリスマ的な創業者ヒリー・クリスタル役に英ベテラン俳優アラン・リックマンが決定しており、ルパートは、初期のCBGBを代表するパンクバンド「デッド・ボーイズ」の一人、チーター・クロームを演じるという。
ルパートは、このほか、39歳で逝去したザ・ビーチ・ボーイズのドラマー、デニス・ウィルソンの伝記的映画『ザ・ドラマー(原題) / The Drummer』で、映画『ヒューゴの不思議な発明』のクロエ・グレース・モレッツと共演が決まっており、また、イギリスで初めてオリンピックにスキージャンパーとして出場したマイケル・エドワーズを描いた映画『エディー・ザ・イーグル(原題) / Eddie the Eagle』、仲間とキャンプ中に事件に巻き込まれるというスリラー映画『クロス・カントリー(原題) / Cross Country』などの撮影が控えている。『ハリー・ポッター』シリーズ卒業後のグリントの進路は、順調に切り開かれていっているようだ。(鯨岡孝子)