大沢たかお、映画『ストロベリーナイト』で暴力団幹部に!三浦友和も捜査一課課長役で出演!
竹内結子主演の人気ドラマを映画化した『ストロベリーナイト』に大沢たかおと三浦友和が出演することが明らかになった。大沢は、主人公・姫川玲子と引かれ合っていく暴力団幹部・牧田勲を、三浦は誰からも信頼されていながら隠蔽(いんぺい)された過去の事件に関わっている捜査一課課長の和田徹を演じる。また、公開が来年2013年になることも併せて発表された。
映画の原作になるのは、誉田哲也の小説「インビジブルレイン」。暴力団構成員の連続殺人事件の謎と、その背後にある何重にも隠蔽(いんぺい)され複雑に絡み合った警察組織の秘密に女刑事・姫川が迫っていくさまを描く。一方、その過程で、容疑者と関わりのある暴力団幹部・牧田勲(大沢)と姫川が出会い、姫川に恋心を抱く部下の菊田(西島秀俊)を巻き込んだ三角関係が展開するのも見どころだ。
姫川に近付く謎の男・牧田を演じる大沢が本作への出演をオファーされたのは、テレビドラマ撮影前の去年の春。そのため、どういう作品になるかも想像がつかなかったというが、「プロデューサーの方の熱意と原作の面白さに引かれ参加することを決めました」と快諾。その後テレビドラマがヒットし、最終回で映画化が発表されるという展開になったが、大沢は「【映画版】ではなく【映画】ストロベリーナイトと皆さんに言っていただけるように、素晴らしいキャスト、スタッフたちと作品を作っていければと思います」と映画ならではの面白さを求めていることを明かした。
撮影は今月12日より開始され、7月まで続けられる予定。8か月ぶりとなる「ストロベリーナイト」の現場に竹内が「ちょっと間隔が空いていたので、まずは8か月前の玲子さんの感覚に戻れるようにというところですね」と明かせば、菊田役の西島は「姫川班は本当に仲が良いので、1シーン1シーン大事に、名残惜しいくらいの感じで毎回撮影しています」と感慨深げだ。
大沢と共に映画から作品に参加する三浦は、テレビシリーズには登場していなかっただけに撮影初日には不安もあったというが、「レギュラーの面々に温かく迎えていただき、尊敬のまなざしも役柄とはいえ少しは注いでいただき、ホッとし、感謝しております」とそのチームワークの良さに助けられた様子。豪華ゲストに加え、小出恵介、宇梶剛士、丸山隆平といったテレビシリーズのレギュラーも総出演している。(編集部・福田麗)
映画『ストロベリーナイト』は2013年公開