ホラー野球漫画の映画化決定!マイナー・リーグの強打者たちが、野球スキルを駆使してモンスターと血を血で洗うバトル!
ホラーと野球を融合させたグラフィック・ノベル「サリバンズ・スラッガーズ(原題) / Sullivan's Sluggers」が映画化されることがわかった。マーク・アンドリュー・スミスとジェームズ・ストーキーの手になるこのグラフィック・ノベルは、映画『メジャーリーグ』と『ゾンビランド』を合わせたような作品になっているという。
本作は、野球監督ケイシー・シルビアン率いるマイナー・リーグの弱小チーム「ドラゴンズ」が、ある町からオファーを受け、遠征に出掛けたことから始まる。彼らは知る由もなかったがその町は呪われており、日が沈むと人々が血に飢えたモンスターに変貌してしまうのだ。
ドラゴンズのスラッガー(強打者)たちは、速球やバッティング、サインのやり取りなど、野球の技術を駆使しながら、朝まで生き残るために奮闘する。その際に、長いこと忘れてしまっていたチームワークが再び生まれることになるという。
野球バットでモンスターを退治と聞くと、クリケットバットでゾンビをやっつける名作『ショーン・オブ・ザ・デッド』が思い浮かび、本作への期待も否が応でも高まる。
ハリウッド・レポーターによると、この笑いと恐怖がミックスされた作品は『ナイト&デイ』トッド・ガーナーが、『アメリカン・パイ』のアダム・ハーツとジョシュア・シェイダーとタッグを組んで製作するとのこと。また彼らは本作を、サム・ライミやジョージ・A・ロメロへのオマージュのような作品とみなしているという。脚本には、トムとティムのミューレン兄弟の名前が挙がっている。(編集部・市川遥)