ガイ・リッチー監督、名作「宝島」を映画化!
映画『シャーロック・ホームズ』シリーズの監督ガイ・リッチーが、米ワーナー・ブラザーズが企画中のロバート・ルイス・スティーヴンソンの名作「宝島」の映画化監督に抜てきされたことがDeadline.comによって明らかになった。
ガイ・リッチー監督映画『シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム』写真ギャラリー
「宝島」はこれまでに、1934年のMGM、1950年のディズニーなどにより映画化、その他アニメーション映画やテレビドラマなど何度も映像化されている作品。今回のワーナー・ブラザーズの企画は、ガイ・リッチー監督がアーサー・コナン・ドイルの名作「シャーロック・ホームズ」を現代的によみがえらせた手腕を買って任せる形だという。脚本はプロデューサー業が有名なアレックス・ハラキスが担当する。
「宝島」は、母親が宿屋を営む少年ジムがたまたま秘宝のありかを描いた地図を手に入れたことから、それが有名な海賊フリントが孤島にかくした財宝の在所を示したものであることがわかり、地主が買った船で探検に出発することになるというもの。しかし同行した一行の中に海賊フリントの手下がもぐりこんでおり、ジムがその男、ジョン・シルヴァーと戦いながら、秘宝を無事に家まで持ち帰ることができるのか……という海洋大冒険小説だ。
ガイ・リッチーは監督のほか製作も務めるという。しかしながら、ガイ・リッチーのスケジュールには1960年代の人気テレビドラマ「0011ナポレオン・ソロ」の映画化『ザ・マン・フロム U.N.C.L.E(原題) / The Man From U.N.C.L.E』、映画『ロックンローラ』続編の『ザ・リアル・ロックンローラ(原題) / The Real RocknRolla』が待機しており、いつからの製作になるかは明らかになっていない。キャスティングともども次のニュースが楽しみな企画だ。(後藤ゆかり)