『007/カジノ・ロワイヤル』マッツ・ミケルセン、テレビ版ハンニバル・レクターに決定!
映画『007/カジノ・ロワイヤル』や『タイタンの戦い』のマッツ・ミケルセンがNBCネットワークのドラマでハンニバル・レクターに決定したとEntertainment Weeklyが伝えた。
マッツ・ミケルセンが悪役で登場! 映画『007/カジノ・ロワイヤル』写真ギャラリー
映画『羊たちの沈黙』や続編『ハンニバル』で、映画各誌の映画史上最高(最悪)のキャラクター・ランキングの常に上位に上る天才にしてグルマンなカニバリズム実践家のハンニバル・レクター博士のテレビドラマ「ハンニバル(原題) / Hannibal」が制作されるというニュースが流れてから、一体誰がその役を獲得するのかハリウッドの興味の的だったが、NBCは長期間かけた熟考の末、先のカンヌ国際映画祭で『ザ・ハント(英題)/ The Hunt』の演技で男優賞を受賞したデンマーク人俳優、マッツ・ミケルセンに白羽の矢を立てたようだ。
このドラマはハンニバル・レクターを描いたトマス・ハリスの原作3部作のうちレクターが投獄されることになった「レッド・ドラゴン」以前を舞台にしたものになるそうで、FBIのプロファイラー、ウィル・グレアム(ヒュー・ダンシー)がレクターの本性を知らずに天才的精神分析医として高名なレクター博士に連続殺人事件の捜査協力を求めるが、そのうちに……というストーリーだという。
NBCは13エピソードからなるシリーズとして企画しており来年の新番組シーズンに登場するとのこと。脚本と製作を担当するのはブライアン・フラー(テレビドラマ「プッシング・デイジー ~恋するパイメーカー~」)で、メガホンを取るのは映画『エクリプス トワイライト・サーガ』の監督、デヴィッド・スレイド、映画『ハンニバル』『レッド・ドラゴン』のプロデューサー、マーサ・デ・ラウレンティスも製作に加わる。
映画『マイティ・ソー』の続編でも悪役をオファーされているミケルセン、これからハリウッドで大活躍をしそうだ。(後藤ゆかり)