総選挙トップの大島優子、改めて卒業を否定!「AKB48、全力でやらせていただきます」
6日、「AKB48 27thシングル 選抜総選挙 ~ファンが選ぶ64議席~」で1位になった大島優子が改めて卒業を否定した。2日後には故郷の栃木県でAKB48として初の、それも総選挙で1位を獲得した直後のコンサートを行う大島は「それがすごく楽しみです」と早くも前を向いている様子だ。
「AKB48 27thシングル 選抜総選挙 ~ファンが選ぶ64議席~」開票イベント写真ギャラリー
大島は今年の選抜総選挙に際しては「ラストチャンス」という言葉を強調してきた。だが、卒業についてはこれまでにも何度となく否定。結果発表後、改めて卒業の意志について問われた大島は「ないですね。AKB48、全力でやらせていただきます」ときっぱり。今後もAKB48のメンバーでいることを宣言した。
そうした発言の裏にあるのは、篠田麻里子が後輩たちに向けた「つぶすつもりで来てください」というゲキ。「気持ちよかったですね。よく言ってくれたな、と思いました」と大島は篠田の言葉が上位メンの気持ちを代弁していたことを認めると、「わたしたちをはねのけるくらいの子が上がってきたら、わたしたちもこの子たちがいれば大丈夫なんだと思うと思います」と自身も後輩たちに発破を掛けた。
「本当は1位でも1位じゃなくても、覚悟はできていたんです」という大島は、ふたを開けてみれば、2位の渡辺麻友に3万以上の差をつけた10万8,837票を獲得。そのことには裏で初めて気が付いたといい、「改めて『ファンの人、頑張りすぎだよ』と思いました」と笑ったが、前田敦子の卒業により本命視されていたことにはやはりプレッシャーを感じていたという。「それをはねのけることができずにいました」と明かした大島。前日の夜は一人になることにも耐えられず、前田敦子を含めたメンバーとカラオケに行ったことも告白した。
そうして迎えた総選挙の開票日。「AKB48が今後どうなっていくかっていうのがすごく不安だったんですよ」という思いと共に、新センターなった大島は「AKB48をもっと鍛え上げなきゃという思いで、ここ(ステージ)に立ちましたね」と振り返る。それでも、これまでと同じようにグループを引っ張っていく意識はないといい、「みんなで一緒に歩んでいけたら」と今後に言及。最後に「AKB48とは何か?」と問われると、それまでにないほど長い沈黙の後で、「これまでと同じなんですけど、青春です」と言い切る姿からは、新センターという以上に、中心メンバーとしての決意が表れていた。(編集部・福田麗)