妻夫木聡、歌いながら乱闘!『愛と誠』貴重な歌唱&ダンスシーン完全公開!
原作・梶原一騎、作画・ながやす巧による伝説的純愛コミックを三池崇史監督が映画化した『愛と誠』で、主人公の超不良・誠を演じる妻夫木聡が、西城秀樹の「激しい恋」を歌い、踊りながら乱闘するシーンの映像が完全公開された。俳優である妻夫木の歌声が聴ける貴重な映像だ。
妻夫木聡の貴重な歌声&踊り!映画『愛と誠』 誠の歌唱シーンフル公開
人気急上昇中の若手女優・武井咲との共演でも話題の『愛と誠』は、一匹狼の誠(妻夫木)と、正真正銘のお嬢様・愛(武井)のラブ・ストーリーを、ミュージカル風のシーンを織り交ぜ描いたエンターテインメント・ムービー。妻夫木、武井のほかに、一途過ぎる思いを愛に抱く優等生・岩清水役の斎藤工、謎めいた女子高生・由紀役の大野いと、安藤サクラ、加藤清史郎、余貴美子、伊原剛志、市村正親らが出演している。
幼いころに助けられたことがきっかけで、11年後の1972年に東京で再会した瞬間、誠に運命を感じずにいられなかった愛。そんな愛の思いなんてどうでもいい誠は、「ざけんなよ、いなかっぺ!」とケンカを吹っかけてきた東京の不良に囲まれる……。今回公開された映像は、誠が名曲「激しい恋」を口ずさみながら、踊り、乱闘するシーンのフルバージョン。本作の特徴であるミュージカル場面の一端を体感できる。
ほんのりほっぺたの赤い愛が見守る中、「やめろと言われても、今では遅すぎた」とセリフを口にするかのような話し口調で歌い出す誠。学生服姿で誠に成り切った妻夫木が、左右へ軽くステップを踏み、くるりと一回転! 曲に合わせて体を上下させながら、一気に殴り合いへとなだれ込む。
はずみで机を破壊するほどのパンチやキックを大勢の不良に浴びせ、たった一人で戦う誠。倒れても歌いながら立ち上がり、力の強さを見せつけ、最後は指差しの決めポーズまで! キャラクターの心情を表す歌と踊りの演技を存在感たっぷりに披露した妻夫木は見事の一言。音楽をプロデュースしたのは小林武史、振付はパパイヤ鈴木が担当している。(編集部・小松芙未)
映画『愛と誠』は6月16日より新宿バルト9ほか全国公開