武井咲、お嬢様ヘアで“愛”の告白!透き通った歌声フルバージョン公開!
妻夫木聡と武井咲共演の話題作『愛と誠』で、良家のお嬢様・早乙女愛にふんした武井が歌と踊りを披露しているシーンがフルバージョンで公開された。
特徴的なお姫様カットと制服姿で愛に成り切る武井。今回公開された映像冒頭で、愛に激しく片思い中の優等生・岩清水弘(斎藤工)が、「何を言うんだ、早乙女くん」と発すると、「わたしは……わたしは誠さんを愛しています」と超不良の太賀誠(妻夫木)や岩清水の前で堂々と告白。ここから名曲「あの素晴しい愛をもう一度」に乗って、誠へ気持ちを伝えていく。
メロディーに合わせて膝でリズムを刻むさまや手振りは、誠に相手にされなくても運命を一方的に感じている愛の思い込みの激しさや天然キャラを表しているようで、どこかコミカルな振り付けが印象的。また、歌詞の「赤とんぼ」の部分では、手を広げてとんぼが飛んでいるかのように誠のまわりを小走り! 迷惑そうな誠を気にもせず、腕を組んで一緒に踊ろうとするも、突き飛ばされて惨敗……。
小林武史がプロデュースした音楽、パパイヤ鈴木が担当した振り付け、武井の透き通るような歌声が融合し、完成した本シーン。何度誠に腕を振りほどかれても元気よくステップを踏む愛の、めげない一途な思いが歌と踊りに詰まっている。愛のことが好き過ぎて、愛の手の振りをマネしている岩清水の愛らしさも要チェックだ。
本作は、梶原一騎(原作)とながやす巧(作画)の伝説的純愛コミックを、ヒットメーカー、三池崇史監督が映画化した純愛エンターテインメント。登場するキャラクターの心情をミュージカル風の描写で表現していることが、見どころの一つといえる。(編集部・小松芙未)
映画『愛と誠』は6月16日より新宿バルト9ほか全国公開