玉木宏、3年半ぶりのライオン役に!お気に入りは冷酷非道な女刑事!
人気アニメーションシリーズ第3弾の映画『マダガスカル3』のアフレコ収録が8日に都内で行われ、玉木宏が約3年半ぶりに主人公のライオン・アレックス役の吹き替えに臨んだ。久々で感覚を取り戻すのが大変だったというが、「やっていくうちにアレックスの雰囲気はつかめた」と語った玉木は、「意外とセリフも多く早口で大変でした」と収録を振り返った。
本作では、おんぼろサーカスを舞台に、アレックスをはじめとするおなじみの面々に新キャラクターが入り交じり、大騒動が繰り広げられる。ヨーロッパが舞台になっているということで、劇中には観光名所も登場する。気になる場所にイタリアのコロッセオを挙げた玉木は、一昨年に一人旅で訪れたこともあるそうだが、「アニメを通して観るのもいいなと思った」とアニメーション表現に太鼓判。
お気に入りのシーンについては「今回初登場した、サーカス一座のジャガーのジアに恋心を抱くところです。また、アレックスがリーダー的存在を発揮していくところも気に入っています」と明かした玉木。だが、本作に登場する女性キャラクターの中では、冷酷非道な女刑事デュボアが好みという意外な一面も。「表は冷酷非道だけれど、その皮をはがしてみたら違うのかな(笑)と」と説明した。
リーダー役が似合うアレックスとは対照的に、自身については「前に出るところは出る、下がるところは下がるタイプ」と分析した玉木は久々のアフレコに戸惑いもあったようだが、マイクの前に立つと、瞬時に声も表情もアレックスになりきり。堂々とアフレコ収録を行なっていた。
本作は、アレックスたちが指名手配されるという展開や、サーカスでの淡い恋物語、そしてシリーズ初の3Dということで見どころ盛りだくさん。ドリームワークスアニメーションが贈る、ファミリー映画の決定版となっている。(編集部・福田麗)
映画『マダガスカル3』は8月1日より新宿ピカデリーほか全国公開