沢尻エリカ『ヘルタースケルター』台北映画祭ワールドプレミア!香港・韓国・台湾で公開決定!
体調不良によりPR活動を休止している女優・沢尻エリカの映画復帰作『ヘルタースケルター』が、7月15日に台北映画祭でワールドプレミア上映されることが決まった。また、香港・韓国・台湾での公開も相次いで決まり、蜷川実花監督入魂の一作が各国を賑わせることとなった。
カリスマ漫画家・岡崎京子の同名人気漫画を実写化した映画『ヘルタースケルター』。全身整形で誰もがうらやむ究極の美を手に入れ、芸能界トップに上り詰めたスター、りりこ(沢尻)の暴走・葛藤(かっとう)を描いたノンストップ・エンターテインメント。原作にある過激な性描写にも果敢に挑んだ沢尻の熱演がマスコミ関係者の試写会などで広まり、早くも話題沸騰中だ。
そんな本作が、日本公開翌日となる7月15日に台北映画祭でワールドプレミア上映され、香港・韓国・台湾で公開されることが決定した。映画『さくらん』以来、監督2作目となる蜷川監督が「一緒に戦えたのがエリカで良かった」と沢尻を絶賛し、自信をのぞかせる作品が、世界にどう受け入れられるのか? 注目される。
また、劇中のりりこ(沢尻)を蜷川監督が撮り下ろした写真集の発売と、写真展の開催も決定。トップモデルであるりりこは、ファッション誌の表紙をはじめ、さまざまなグラビアなどで撮影を行っているが、それらの写真は、蜷川監督が写真家・蜷川実花として映画撮影中に撮り下ろしたもの。その内、今回公開された写真は、東京タワーの鉄骨を背景に、真紅のドレスに身を包んだ沢尻ふんするりりこの姿が収められた写真。
ラストシーン近くに登場し、公開中の予告編にもちらっと映るこの写真で沢尻が身に着けたドレスは、世界的ファッションデザイナーKEITA MARUYAMAが本作のために作ったもの。沢尻は「もう夢のようで、もったいないくらいでした。素晴らしくて、最高のドレス」と称賛する一方、「素晴らしい分だけ着るのもすごく大変で、移動のときも、一人じゃどこにもいけないから、3・4人の大所帯で歩かないと、どこもいけない状況でした(笑)」と裏話も披露。思いが詰まった作品が、映画だけでなく、写真集・写真展という形でもファンを魅了する。(編集部・小松芙未)
映画『ヘルタースケルター』は7月14日より丸の内ピカデリーほか全国公開
写真展は7月5日から23日までパルコミュージアム(渋谷パルコ・パート1 3F)で開催(入場料:一般500円、学生400円、小学生以下無料)
写真集「HELTER-SKELTER MIKA NINAGAWA」は7月5日パルコミュージアムで先行発売、7月14日より一般発売(税込み:2,625円、発行:PARCO出版)