『スター・トレック』のアントン・イェルチン、ジム・ジャームッシュ監督のヴァンパイア映画に出演へ
映画『スター・トレック』『フライトナイト/恐怖の夜』のアントン・イェルチンが、ジム・ジャームッシュ監督のヴァンパイア映画『オンリー・ラバーズ・レフト・アライブ(原題) / Only Lovers Left Alive』に出演することがDeadline.comによって明らかになった。
この作品にはすでに、ティルダ・スウィントン、トム・ヒドルストン、ミア・ワシコウスカ、そして名優ジョン・ハートの出演が決まっている。
ストーリーの詳細は明らかではないが、100年もの長きにわたる二人のヴァンパイアのまるでロミオとジュリエットのような悲恋の物語だという。撮影は今年の夏からドイツで開始されるとのこと。
アントン・イェルチンは、映画『ターミネーター4』や『スター・トレック』のような大作から、映画『誰かが私にキスをした』のような日本映画、映画『それでも愛してる』のようなインディーズ映画まで、さまざまなタイプの映画に出演しつつ着実に前進している若手演技派俳優だ。現在は『スター・トレック』の続編がクランクアップしたばかりで、待機作にはベストセラー作家ディーン・クーンツの「オッド・トーマスの霊感」(英題「Odd Thomas」)をスティーヴン・ソマーズ監督が映画化した作品がある。
ヴァンパイア映画というジャンルを選んだジム・ジャームッシュ監督が彼を含む多彩なキャストをどう動かすのか楽しみな作品である。(後藤ゆかり)