吉井和哉、初めて映画主題歌を書き下ろし!堺×香川×広末『鍵泥棒のメソッド』
シンガーソングライターの吉井和哉が、堺雅人と香川照之、広末涼子が共演する話題作『鍵泥棒のメソッド』(内田けんじ監督・脚本、9月15日公開)で、初めて映画主題歌を書き下ろしたことが明らかになった。1年半ぶりに発売される吉井の通算12枚目のシングル「点描のしくみ」が、大人のドタバタ喜劇を描く本作の主題歌になる。
映画『アフタースクール』の内田けんじ監督にとって約3年ぶりの新作となる本作だが、「大の大人が右往左往するお話なので、その鑑賞後感をつないでいってくれるような、大人の声が欲しい」という希望から、吉井に白羽の矢が立った。THE YELLOW MONKEY時代を通しても初めてとなる映画主題歌書き下ろしに、吉井は「初の主題歌をやらせていただいた映画が、こんなに面白くてありがとうございます! 最高です!」と興奮気味。
35歳の売れない貧乏役者で自殺にも失敗するというさえない主人公・桜井(堺)が、記憶を失った羽振りのいい男・コンドウ(香川)になりすますことから始まる本作は、人生が入れ替わった男二人の行く末をハラハラ・ドキドキ感たっぷりに描くエンターテインメント。広末は、自分が桜井だと思って役者一筋で努力するコンドウに、逆プロポーズする女性編集長・香苗を演じている。二転三転するストーリーで映画ファンを魅了してきた内田監督ならではの作品に、吉井の楽曲はどう響くのか? 相乗効果に期待したい。(編集部・小松芙未)
映画『鍵泥棒のメソッド』は9月15日よりシネクイントほか全国公開
主題歌「点描のしくみ」は8月29日発売