広末涼子、東野圭吾作品主演に返り咲き！「東野圭吾ミステリーズ」に戸田恵梨香ほか豪華キャスト！

　広末涼子が、7月5日にスタートするフジテレビ系“木10”ドラマ「東野圭吾ミステリーズ」第9話「結婚報告」で、主演を務めることが明らかになった。

　中井貴一演じるミステリー雑誌「月刊ホワイダニット」の編集長・倉敷をナビゲーターに、東野の初期の短編小説集「犯人のいない殺人の夜」「怪しい人びと」「あの頃の誰か」の中から厳選した11作品を、週替わりで11人の主演俳優を迎え、実写化する本作。

　すでに第1話「さよならコーチ」で唐沢寿明、第2話「エンドレス・ナイト」で松下奈緒、第3話「レイコと玲子」で観月ありさ、第4話「甘いはずなのに」で反町隆史、第5話「シャレードがいっぱい」で長澤まさみが主演を務めることが発表されていたが、今回新たに第6話「犯人のいない殺人の夜」で坂口憲二、第7話「白い凶器」で戸田恵梨香、第8話「小さな故意の物語」で三浦春馬、第9話「結婚報告」で広末涼子、第10話「再生魔術の女」で鈴木京香が主演を務めることが発表された。

　広末が主演を務める「結婚報告」は、その手紙をくれた友人とは似ても似つかない女が写っている写真が同封された結婚報告の手紙を受け取った飯田智美（広末）が、真相を確かめるため、友人のもとを訪れる軽快なタッチのミステリー作品。そのほか、坂口は次男が起こした殺人事件を隠蔽（いんぺい）しようとする世界的な建築家を手助けする家庭教師を、戸田は職場で起こった連続不審死の容疑者となる女性社員を、三浦は親友の転落死を疑問に思い独自の捜査を展開する青年を、鈴木は「犯罪歴がないこと」を条件に、養子の世話をするミステリアスな女性を演じる。

　いまや執筆された作品はすべて実写化されているといっても過言ではないほどに実写化が続く東野圭吾作品。広末を主演に迎え映画化された「秘密」は、東野圭吾ブームの火付け役ともいえる作品だった。それから13年、映画『秘密』で、公開当時19歳ながら30代の母親の心が宿ってしまった女性を見事に演じた広末も現在31歳。新たな東野圭吾作品でどんな顔を見せてくれるのか、注目したい。（編集部・島村幸恵）

テレビドラマ「東野圭吾ミステリーズ」7月5日より毎週木曜午後10時から10時54分まで放送（初回は15分拡大の午後10時から11時9分まで）