宮崎あおい、出産、子育てに奮闘する母を演じ、子役に母のまなざし!
18日、東京国際フォーラムにて、映画『おおかみこどもの雨と雪』ジャパンプレミアが行われ、ヒロインの花役の声優を務めた宮崎あおいが、劇中で子ども役を務めた子役たちを母のような笑顔と優しいまなざしで見つめた。
宮崎あおいと大沢たかおが相合傘!-映画『おおかみこどもの雨と雪』ジャパンプレミア写真ギャラリー
映画『サマーウォーズ』の細田守監督最新作となる本作は、「1人の女性が恋愛、結婚、出産、子育てを通じて成長していく姿」を描くファンタジックなドラマ。宮崎は、おおかみおとこと恋をし、彼の血を引くおおかみこども雨と雪を育て上げていく花役を務めた。
雨と雪の名前にちなみ設営された雨と雪が舞い散るステージに、相合傘で登場した宮崎とおおかみおとこを演じた大沢たかお。ファンタジックな世界観に会場内の観客からため息がもれる中、意外にも初共演だったことに言及した二人。
宮崎は「普段の関係性というものがお芝居にかかわってくるので、4日間という短い収録時間の中でどういう関係性でいけるかと心配だったんですが、お会いしたら、毎日のように収録現場に顔を出してくれて、おいしい差し入れをしてくれたり、子どもたちと遊んでくれたり。(家族を)支えてくれました」と大沢を絶賛。一方の大沢は照れくさそうに「ひまだったんですよ。宮崎さんは集中力も高く、いい空気を放ってくれる。現場に行きたくなるような女優さんでした。4日間は楽しかったですね」と述懐した。
アフレコ現場が、まさに家族のように和気あいあいとした現場だった様子の本作。舞台あいさつでも、幼年期の雨と雪を演じた加部亜門と大野百花の隣に立った宮崎は、二人をまるで母のような笑顔で見守っていた。(取材・文:壬生智裕)
映画『おおかみこどもの雨と雪』は7月21日より全国東宝系にて公開