チャーリー・シーンが引退宣言 新ドラマ「アンガー・マネージメント」を最後の出演作に?
私生活のトラブルも少し落ち着いてきたチャーリー・シーンだが、今度は新ドラマのスタート目前に引退宣言をしている。
チャーリーの新ドラマ「アンガー・マネージメント(原題) / Anger Management」はアダム・サンドラーとジャック・ニコルソンの映画『N.Y.式ハッピー・セラピー』を基にしたコメディで米ケーブル局FXで今月末から放送がスタートする。
共演者はセルマ・ブレア、ショウニー・スミスのほか、チャーリーの元妻デニース・リチャーズや父親マーティン・シーンの出演も発表されている。チャーリーが前ドラマをクビになったこともあり、放送前からカムバック作として話題のドラマだ。しかし、彼はこのドラマが何シーズンかして打ち切りになったら引退するとニューヨーク・タイムズ紙に語っている。
「テレビのおかげで夢のような人生を送っているよ。でも、他人の服を着て、他人が書いたセリフを他人の舞台でしゃべるのも飽きてくるんだ」と、俳優業自体に飽きてしまっているようだ。「芸能界を辞めたら、サッカーの試合と遊園地の日々が待っている。だから、この作品が最後だ。世の中には演技よりもすることがたくさんあるんだ」とコメントしている。
「アンガー・マネージメント(原題)」は今年4月に元製作スタッフから5,000万ドル(約40億円)の契約違反訴訟を起こされたり、今回の放送開始前の主演俳優引退宣言などスタート前からドタバタしているが、これも一種の宣伝になっているのだろう。(澤田理沙)