アン・ハサウェイが歌う『レミゼ』!日本公開12月28日に決定!
映画『英国王のスピーチ』をアカデミー賞4冠に導いたトム・フーパー監督のメガホン、ヒュー・ジャックマン、ラッセル・クロウ、アン・ハサウェイ、アマンダ・セイフライド、ヘレナ・ボナム=カーターら豪華キャストの共演で話題の映画『レ・ミゼラブル』の日本公開が、12月28日に決定した。
文豪ヴィクトル・ユーゴーの小説を基にした世界的な人気を誇る同名ミュージカルを映画化する本作。その撮影中には、アン・ハサウェイが極貧の中で女工として働き娼婦にまで身を落とすファンティーヌを演じるため、20日で16ポンド、約7キロ強を落とすダイエットを敢行し、長かった髪をバッサリと切ったことなどが報じられ、話題となっていた。
今回、日本公開日決定と共に、アン演じるファンティーヌが歌う「夢やぶれて」が全編を彩る日本版予告編も公開された本作。「夢やぶれて」は、英歌手スーザン・ボイルを一躍時の人にしたことでも有名な楽曲。「こんなはずではなかった」。そんな歌詞を壮大なメロディーで歌い上げるファンティーヌの歌声をバックに、1本のパンを盗んだために19年間の監獄生活を強いられた男ジャン・ヴァルジャンの激動の人生が映し出されていく。
アンがファンティーヌを演じたほか、ヒュー・ジャックマンがジャン・ヴァルジャン、ラッセル・クロウが警部のジャヴェール、アマンダ・セイフライドがファンティーヌの娘コゼット、ヘレナ・ボナム=カーターがコゼットをこき使うテナルディエ夫人を演じた2012年版映画『レ・ミゼラブル』。ミュージカルは、主人公ジャン・ヴァルジャンの人生だけでなく、革命の起こる激動のフランスを生きたそれぞれの登場人物の人生が、観客の心をとらえてきたが、予告編に映し出されるそれぞれの登場人物の人生もまた、観るものの心を捉え、映画の完成度の高さを期待させる。(編集部・島村幸恵)
映画『レ・ミゼラブル』は12月28日よりTOHOシネマズ 日劇ほかにて全国公開