『宇宙兄弟』、海外映画祭に初出品決定!プチョン国際ファンタスティック映画祭コンペティション部門に正式出品!
小栗旬と岡田将生の共演で、人気コミックを映画化した『宇宙兄弟』が、7月に韓国・富川市で開催される第16回プチョン国際ファンタスティック映画祭コンペティション部門に正式出品されることが決定し、海外映画祭への初出品が決まった。
同映画祭のプログラマーは、選考理由について、「有名な漫画を原作にして作られた映画『宇宙兄弟』は、この種のジャンルでは弱いとされる“ドラマ”の構成に非常に密度があり、強い感動を与える作品としてオリジナリティーを感じた」とコメントしているという。
5月5日に公開され、観客動員数100万人、興行収入15億円を突破した本作。意外にも海外映画祭への出品は今回が初となったが、森義隆監督は「現在、日本という文化圏で人気を博しているコミックを原作としたこの映画のトーンや、テーマへの視点がどのように韓国の方々に受け止めてもらえるかがとても楽しみであり、少し不安です。でも、“宇宙”と“兄弟”というテーマは、どう転んでも万国共通のテーマですから、新鮮な感想をどんどん吸収できる、とても有り難い機会だと思っております」と意気込みを語っている。
小栗、岡田のほか、麻生久美子、濱田岳、新井浩文、井上芳雄、塩見三省、堤真一らが出演する『宇宙兄弟』は、夢をかなえて宇宙飛行士になった弟ヒビトと、会社をクビになり、再び宇宙飛行士を目指し始めた兄ムッタの兄弟の物語を描いている。プチョン国際ファンタスティック映画祭は、1997年より開催されている映画祭で、韓国、アジアを中心とした世界のホラー、スリラー、ミステリー、SF、ファンタジー映画の祭典。過去には、中島哲也監督の映画『告白』が、審査委員賞を受賞している。(編集部・島村幸恵)
映画『宇宙兄弟』は全国公開中