ビヨンセの夫・JAY-Zの自叙伝は盗作?著作権侵害で訴えられる
2010年に自叙伝「ディーコウデッド(原題) / Decoded」を出版した、ビヨンセの夫としても知られるラッパーのJAY-Zが、著作権侵害で訴えられた。
AllHipHop.comによると、訴えを起こしたのはパトリック・ホワイトさんという男性。ホワイトさんは、2009年に盗まれた彼のノートパソコンに保存されていた作品と、その翌年に発売された「Decoded」の言い回しがよく似ていると主張している。
弁護士は雇っていないのか、訴状はすべて手書きで「この本にはわたしの作品と同じ文章表現、色、フレーズなどが多く見られる」と記してある。また、共同執筆者に何度もコンタクトを取ろうとしたが何の返事もなかったという。
ここで言う共同執筆者とはドリーム・ハンプトンのことだと思われるが、名指しにはしていない。ただ、ハンプトンと出版社のランダムハウスもJAY-Zと一緒に訴えられているとのこと。ホワイトさんは著作権侵害と所有財産の侵害で訴えを起こし、賠償金の支払いを求めている。所有財産の侵害も挙げているということは、ホワイトさんは盗まれたパソコンがJAY-Zたちの手元にあり、そこに保存されているファイルを開いたと考えているようだ。(澤田理沙)