アシュトン・カッチャー、140万ドルを求め訴訟
映画『バタフライ・エフェクト』や映画『キス&キル』で知られ、デミ・ムーアとの離婚手続き中のアシュトン・カッチャーのプロダクション会社がカリフォルニア州自動車局に対して、最低でも140万ドル(約1億1,200万円)を求める訴訟を起こした。(1ドル80円計算)
ウェブサイトAccessHollywood.comによると、アシュトンのプロダクション会社は、本国アメリカで2007年まで放送されていたドッキリ番組「Punk'd」でカリフォルニア州自動車局と契約したにも関わらず当初の予定どおり撮影が行えなかったことに不満があったようだ。
この「Punk'd」は、アシュトン本人が仕掛人となりハリウッドセレブや著名なスターに対してドッキリを仕掛ける番組で、日本では考えられないようなドッキリを仕掛け、騙されたスターたちの素顔をのぞくことのできる番組である。
なぜ訴訟にまで発展したかというと、ウェブサイトTheWrapによれば、アシュトン側は最低でも144万ドル (1億1,520万円)をカリフォルニア州自動車局が関わる撮影に投資していた。しかし、内容が過激な為に苦情が多く撮影が行えなくなり、何度か契約の変更を求めたものの明確な返事がなかったので訴訟に踏み切ったと伝えている。
アップル創業者スティーブ・ジョブズ氏を描く伝記映画『ジョブズ(原題) / Jobs』の主演や、ドラマ「ハーパー★ボーイズ」出演でのギャラがアップしたりとまさに人気絶頂のアシュトン。多忙な彼は数少ない心休まる時を邪魔され、想像以上にご立腹なのかもしれない。
この件に関してカリフォルニア州自動車局はコメントを差し控えている。(田中達郎)