映画『相棒』シリーズ新作決定!主役は伊丹刑事ら!水谷&及川コンビも復活!
人気テレビドラマ「相棒」シリーズの新作映画『相棒シリーズ X DAY』の製作が決定し、レギュラーキャラクターである伊丹刑事役の川原和久と、新キャラクターとして登場する田中圭の主演が明らかになった。3月に放送が終了した「相棒(Season 10)」で“相棒”を解消したはずの杉下右京役・水谷豊、神戸尊役・及川光博も出演。そのほか、木村佳乃や六角精児らレギュラー陣に加え、国仲涼子、田口トモロヲ、別所哲也の豪華ゲスト俳優が共演する。公開は2013年春の予定。
本作は、ある殺人事件で出会った警視庁捜査一課刑事・伊丹憲一(川原)と、サイバー犯罪対策課専門捜査員・岩月彬(田中)が、「刑事の勘」VS「情報分析」、「熱血」VS「クール」、「正義」VS「仕事」といった正反対の性格を持ちながらも、一緒に事件を捜査していく姿を描いた物語。ある企業の秘密漏えいに突き当たったことから事件は意外な方向へ展開していく。
国仲は“事件の鍵を握る女”という怪しい雰囲気を感じさせる役柄の東京明和銀行勤務・麻生美奈にふんし、同じくキーパーソンとなる同銀行勤務・朽木貞義を田口、衆議院議員・戸張弘成を別所が演じる。難事件を独自の視点・捜査方法で解決し、「細かいところまで気になってしまうのが僕の悪いクセ」というセリフでおなじみの本シリーズのアイコン、杉下右京(水谷)と、神戸尊(及川)の“特命係コンビ”がストーリーにどう絡むのか注目される。
「相棒」シリーズは、2000年にテレビ朝日の「土曜ワイド劇場」でスタートし、2002年から連続ドラマ化。現在シーズン10まで放送済みだが、及川に代わる新相棒役に成宮寛貴が発表され、新シーズン突入への動きを見せている。
映画では、第1作『相棒-劇場版- 絶体絶命!42.195km 東京ビッグシティマラソン』(2008年公開)が興行収入44億4,000万円・動員370万人(配給調べ)の大ヒットを記録し、『相棒シリーズ 鑑識・米沢守の事件簿』(2009年公開)、『相棒-劇場版II- 警視庁占拠!特命係の一番長い夜』(2010年)と続き、本作が4作目となる。クセのあるキャラクターながらもシリーズを通して高い人気を誇る伊丹刑事にスポットが当たり、新相棒(!?)と共に事件を解決するさまを描く本作は、来年期待の邦画として視線を浴びるだろう。(編集部・小松芙未)
映画『相棒シリーズ X DAY』は来春公開予定