『ドライヴ』のニコラス・ウィンディング・レフン監督が、テレビドラマ「バーバレラ」の監督に!
映画『プッシャー』シリーズや『ドライヴ』などでメガホンを取ったニコラス・ウィンディング・レフン監督が、テレビドラマ「バーバレラ」の監督/製作総指揮を務めることがバラエティや複数のメディアによって伝えられた。
ニコラス・ウィンディング・レフン監督作品 『ドライブ』写真ギャラリー
これは、フランスのゴーモン・インターナショナル・テレビジョンと映画『ハンニバル』や『レッド・ドラゴン』などをプロデュースしたマーサ・デ・ラウレンティスが企画しているテレビシリーズで、フランスのコミック作家ジャン・=クロード・フォレストの同名コミックを基にテレビシリーズ化することになっている。
オリジナルの映画作品は、映画『パリジェンヌ』や『華麗な関係』のロジェ・ヴァディム監督がメガホンを取り、ジェーン・フォンダが主演し、さらにマーサ・デ・ラウレンティスの夫ディノ・デ・ラウンレンティスが製作を担当していた。
そのストーリーは、ひとり宇宙でバカンスをしていた女宇宙士バーバレラは、ある日地球から、強力な宇宙破壊光線を発明したデュラン・デュランを探し出し、捕まえるように指示された。だが、宇宙船がトラブルに遭ってしまい、ある惑星に不時着陸して、様々なことを起きてしまうというSF映画で、エロティックな要素が含まれていることも当時話題になった。
これまで、オリジナルの映画作品の後に、2009年に公開予定でロバート・ロドリゲス監督がローズ・マッゴーワン主演で、再び映画化を企画していたが、現在も製作されていない。
今のところキャスティングは未定だが、ニコラス・ウィンディング・レフンがかかわることで期待できる作品になりそうだ。 (細木信宏/Nobuhiro Hosoki)