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『ダ・ヴィンチ・コード』×トム・クランシー!? 映画化進行中の米人気小説文庫でも発売!

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「マギの聖骨」竹書房刊
「マギの聖骨」竹書房刊

 最高の兵士の肉体と科学者の頭脳を併せ持った特殊部隊が、科学とオカルトの境界を超えた難事件に挑む……そんな『ダ・ヴィンチ・コード』×トム・クランシーといった趣を持つ小説が「マギの聖骨」だ。

 今月28日から文庫でも発売となる本書は、ハリウッドで映画化企画が進行中とも報じられている、アメリカのベストセラー。アメリカ国防省内の機密組織シグマの活躍を描く冒険小説シリーズ、「シグマフォース」の第1作となる。著者のジェームズ・ロリンズは、映画『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』の小説版を執筆したことでも知られる。

 タイトルにあるマギとは、キリストの生誕を祝福するために訪れた東方の三博士のこと。それぞれ名をメルキオール、バルタザール、カスパーといい、人気アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」に登場するスーパーコンピュータの由来として、存在を知った人も多いだろう。この三博士については、ドイツのケルン大聖堂に、遺骨を納めた棺が安置されている。

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 本作では、その大聖堂を修道服姿の侵入者たちが強襲。ミサの出席者や司祭を惨殺し、マギの聖骨を強奪する。捜査への応援要請を受けた機密組織シグマは、謎を追ううちに、世界の未来をかけた激しい戦いに巻き込まれる。ノンストップの激しいアクションと、キリスト教をはじめとする、さまざな知識に裏打ちされた膨大な情報、歴史的事実と世界の七不思議・錬金術・秘密結社などオカルト様子が巧みに交差する、スリリングな物語が人気を博している。

 当然ハリウッドが目を付けないわけがなく、2010年に『ハンニバル』『レッド・ドラゴン』などを手掛けた名映画プロデュサー、ディノ・デ・ラウレンティスの手により映画化企画が進行中と報じられた。その後ラウレンティスは死去したこともあってか続報はないが、今回の文庫化を機会に、映像化を思い描きながら読み進めたいところだ。同シリーズでは、2作目となる「ナチの亡霊」も7月19日に文庫判が発売予定となっている。(編集部・入倉功一)

文庫判「マギの聖骨」は竹書房より6月28日発売 価格 667円+税

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