乃南アサの直木賞受賞作、韓国で映画化!日本公開決定!
乃南アサの直木賞受賞作を韓国で映画化した『凍える牙』が、9月8日より日本公開されることが決定した。
日本でも、2010年に木村佳乃主演でスペシャルドラマとして実写化された本作。韓国版映画は、『青い塩』のソン・ガンホと『悲夢(ヒム)』でオダギリジョーとの共演経験もあるイ・ナヨンが出演。『マルチュク青春通り』のユ・ハ監督の脚本、メガホンで映画化された。
突如男の体が炎上する事件が発生。遺体には、獣の咬傷が残されており、同じ獣による咬殺事件が続発。捜査にあたる二人の刑事の姿を追う本作。今回公開されたポスターでは、「孤独の欠片を拾い集め、声なき叫びを追え」「哀しみの 連鎖が謎に包まれた事件の闇を深くする」の文字が印象的。切迫した二人の刑事の表情も目を見張る。
なお、乃南アサの「凍える牙」は、1996年の直木賞受賞作。累計230万部を超えるベストセラー。(編集部・島村幸恵)
映画『凍える牙』は9月8日より丸の内TOEIほかにて全国公開