スプラッター・ホラーのヒット作『キャビン・フィーバー』のリブート作に『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズのショーン・アスティンが出演へ
スプラッター・ホラーのヒット作『キャビン・フィーバー』のリブート作『キャビン・フィーバー:ペイシェント・ゼロ(原題) / Cabin Fever: Patient Zero 』に、映画『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズのショーン・アスティンが出演することがHollywood Reporterなど複数のメディアによって明らかになった。
オリジナル作は、新世代のホラー監督イーライ・ロスが低予算で撮影し、評判を呼んだスプラッタ・ホラー。森の中の小屋でパーティーを開いていた5人の若者が謎のウィルスの恐怖に怯え、互いに感染を恐れてパニックをきたしていく姿をスプラッタ満載で描いた作品だ。
今回のストーリーはバチェラー・パーティーでカリブ海クルーズに出かけた若者たちが、医療の研究をしている島に漂着し、そこで人肉を食らうバクテリアに出会ってしまう。さて全員、島から無事に脱出できるだろうか……というものだという。
監督はオリジナルのイーライ・ロス監督ではなく、映画『パニック・スカイ』(日本未公開)の新鋭カーレ・アンドリュースがメガホンを取る。カーレ・アンドリュースは脚本家でもあり、またマーヴェル・コミックとのプロジェクトでグラフィック・ノベル界では有名な人物だ。脚本は観るものを震撼させた映画『ヒッチャー』のジェイク・ウェイド・ウォールがペンを執る。
またオリジナル作でプロデューサーを務めたエヴァン・アストロウスキーは、今回も製作で参加をすることになっている。アストロウスキーは「ショーン(・アスティン)について言えば、映画に現実味を持たせてくれる演技派だし、またおたく層にもファンベースを持っている。そしてわたしたちの企画はショーンと新進俳優たちとを共演させることによって、オリジナルの『キャビン・フィーバー』が持っていた雰囲気を継承することができると信じている」と語っている。
撮影はオリジナル作が撮影されたのと同じドミニカ共和国で8月からスタートする。(後藤ゆかり)