ラッパーのスヌープ・ドッグ、麻薬探知犬に大麻所持を見抜かれ拘留
人気ラッパーのスヌープ・ドッグが、現地時間28日、イベントに参加するために訪れたノルウェー・オスロの空港で、麻薬探知犬にマリファナ所持を見抜かれて足止めされていたことがわかった。さらに、彼は持ち込み規定を超える額の現金を所持しており罰金を払うことになったとノルウェーのメディアが報じている。
スヌープ・ドッグ出演映画『アーサーとミニモイの不思議な国』写真ギャラリー
麻薬探知犬が反応を示したため、税関職員がスヌープ・ドッグを拘留すると、彼が8グラムの大麻を所持していることが判明。しかしノルウェーの法律は麻薬所持に対して比較的緩やかなので、827ドル(約6万6,160円)程度の罰金で済んだという。しかしその後大量の現金を所持していることが発覚したため、スヌープ・ドッグは追加で8,600ドル(約68万8,000円)の罰金を支払うことになった。(1ドル80円計算)
税関職員によると、拘留中もスヌープ・ドッグは礼儀正しくしており、IDを見るまでは彼があの人気ラッパーだとは気付かなかったとのこと。罰金を支払うとスヌープ・ドッグは拘留を解かれ、ライブ・パフォーマンスをするため、5時間遅れでイベントに参加したという。
今年1月にも、ツアーで訪れたテキサス州で、大麻を所持していたために逮捕されていたスヌープ・ドッグ。それ以前にも、薬物所持や使用により複数回逮捕されており、保護観察と奉仕活動参加の処分を受けていた。(編集部・市川遥)