役者ひとすじ高倉健、8年ぶりCM出演は味ひとすじ永谷園
俳優・高倉健が、永谷園「お茶づけ海苔」60周年記念CMで、8年ぶりにCM出演を果たしたことが発表された。
「長い道のりをひたむきに歩んできて、ふと一息ついたときに、これまでの感謝の気持ちがあふれ、そっと口をついて出る」。そんな情景を描いたという同CMの完成に、高倉は「自分にとって非常に満足できる作品。良い仕事ができた」と語ったという。
1952年の発売以来、ほとんど変わらぬ味を守り続けている「お茶づけ海苔」。今回の高倉のCM出演は、永谷園の「味ひとすじ」という企業姿勢に、高倉が感銘を受けたことで、実現した。
8月25日には、6年ぶりの銀幕復帰で、映画『鉄道員(ぽっぽや)』『ホタル』の降旗康男監督との20作目のタッグ作となる映画『あなたへ』の公開を控える高倉。銀幕デビュー作となる『流星空手打ち』が公開された1956年から56年の月日が流れたが、変わらず「ひとすじ」に役者を続ける高倉の姿が、CMに映し出されている。(編集部・島村幸恵)
お茶づけ海苔60周年記念企画「ひたむきに歩く」篇は7月1日より放映