『エクソシスト』のウィリアム・フリードキン監督、『007』シリーズのアクションシーンを監督してみたい願望を告白!
映画『エクソシスト』や、アカデミー賞監督賞に輝いた映画『フレンチ・コネクション』で知られるウィリアム・フリードキンが、「ジェームズ・ボンド映画を監督したい」との願望を、ウェブサイトdigitalspyの取材で明かした。
フリードキンは、何十年も前に、映画『007』シリーズのプロデューサー、アルバート・R・ブロッコリから監督オファーを受けたが、受け持つのは演技のシーンの監督のみと知り、アクションシーンの監督により魅かれたフリードキンは、オファーを断ったという。
フリードキンは、「アクションシーンこそ監督してみたいんだ。ボンドがバーで美女にマティーニを勧めるシーンなんかじゃなく」と語っており、今でも、ぜひボンド映画を監督してみたいと思っているとのことだ。ただし、アクションシーンも担当する、という条件付きで。
フリードキン監督の最新作、マシュー・マコノヒー主演で、借金清算のために邪悪な母親を手にかけようとする男を描いた映画『キラー・ジョー(原題) / Killer Joe』が6月末よりヨーロッパで、7月にはアメリカでも限定公開される予定。最近では、『エクソシスト』のテレビシリーズでのリメイクの可能性を否定しながらも、原作者が監督とのミニシリーズの存在を示唆するなど、『エクソシスト』まわりではまだ何かが起こりそうな予感だ。(鯨岡孝子)。