海女さん役でおぼれそうに…女優の黒川智花、中村俊介に見捨てられる!?
4日、フジテレビにて7月20日に放送予定の人気シリーズ最新作「浅見光彦シリーズ45志摩半島殺人事件」の記者懇談会が行われ、主演のルポライター・浅見光彦を演じる中村俊介と劇中、海女役で出演している黒川智花が出席して意気込みを語った。
この日、泳ぎが得意でないという黒川が「海でおぼれそうになったのに、中村さんは助けてくれなかった」と激白した。泳ぎが得意ではなく、揺れる船に酔いそうになることもあったという黒川は「海女という職業を誇りに思っている役なので、キラキラと演じられたら……」と強い決意で挑んだという。
さらに、海女を演じるために潜るシーンにも果敢に挑戦。「現場に行ったら『すぐに潜って下さい』と言われて、なんとかやるしかないと頑張りましたが、おぼれそうになって……。中村さん、助けてくれませんでしたね」と中村のほうを軽くにらむしぐさ。それに対して、中村が「助けたかったけれど、プロの海女さんたちは皆さんワイルドで、『近寄るな!』オーラが強くて、あまりの迫力に近付けなかったんだ」とあたふたと言い訳する場面も。
中村は「浅見光彦シリーズ」の15作目から主演を務めており、今回が45作目となる。「27歳ではじめて10年たちました。光彦は永遠の33歳、できることなら、変わらずやっていきたい。同じ気持ち、同じ姿勢で臨んでいきたい」と今後への意気込みを語り、浅見光彦への思い入れの強さを伝えた。黒川は「先輩たちに囲まれた中で、しっかりお芝居をやらせていただくことで学ぶことが多かった」と振り返った。
今回は黒川が演じる海女・本橋嘉代の家族愛、両親の絆がテーマになっている。ルポライターの浅見が取材で訪れた三重県・志摩半島で殺人事件と遭遇。事件に巻き込まれた浅見光彦の推理が冴えわたる。(福住佐知子)
ドラマ「浅見光彦シリーズ45志摩半島殺人事件」はフジテレビ系にて7月20日午後9時より放送