沢尻エリカ、試写会欠席を手紙で謝罪!復活は映画初日の14日か?
5日、都内で行われた映画『ヘルタースケルター』のジャパンプレミアで、前日に欠席を発表した主演の沢尻エリカが、手紙で謝罪した。5月15日より「体調不良」でプロモーション活動を休止していた沢尻。この日のジャパンプレミアには当初出席が予定されていた。
沢尻エリカの謝罪文全文も!映画『ヘルタースケルター』のジャパンプレミア写真ギャラリー
沢尻の手紙には、「今日は、この場にいれなくって本当にごめんなさい」とまずはファンへ謝罪し、「エリカはいっぱい悩んだけど、いっぱい伝えたい気持ちがあります 速くみんなに会えるように公開に向けて気持ちを立て直して頑張ります(原文ママ)」と記されていた。本作でメガホンを取った蜷川実花監督は、昼に沢尻と電話で話したことを明かし、「『(公開初日の)14日に向けて(体調を)整えるので』って言っていました」と沢尻の復活を示唆した。
蜷川監督、大森南朋、綾野剛、水原希子、新井浩文が出席し、沢尻不在で行われた舞台あいさつでは共演者が沢尻とのエピソードを振り返り、撮影前からりりこ役に沢尻を熱望していたという蜷川監督は「撮り終えても彼女しかいなかったと心の底から思えるし、精神状態を崩してしまうのもわかるような熱量と魂がフィルムに焼き付いていると思います」と胸中を吐露。
水原は「いつも優しく妹分みたいにかわいがってくれました。ここに来られないのは残念だけど、思い出もたくさんあるのでいいんじゃないかって思ってしまう」と話し、綾野も「ああいうデリケートなシーンは参っちゃうことが多くなると思う。それでもコミュニケーションを惜しまずに、正しい姿勢で現場にいらっしゃったと思いますし、主役のいない舞台あいさつもこの映画ならありなんじゃないかなと思います」と過激なシーンにも体当たりで演じた沢尻を気遣った。
『ヘルタースケルター』は雑誌「フィール・ヤング」で連載された岡崎京子原作の人気コミックの実写化作品。全身整形によって誰もがうらやむ美しさとスタイルを手にしてトップモデルへと上り詰めたりりこ(沢尻)が、欲望と背徳に満ちあふれた芸能界でさまざまな事件を引き起こしていく。(取材・文:中村好伸)
映画『ヘルタースケルター』は7月14日より丸の内ピカデリーほかにて全国公開