『ダイ・ハード』新作撮影現場が火事で全焼…ブルース・ウィリスもなすすべなく
人気シリーズ『ダイ・ハード』最新作の撮影に使われる予定だったブダペストの建物が現地時間5日午後、火事で全焼した。撮影は翌日から行われる予定であり、主演のブルース・ウィリスはすでに現地入り。今後どうするかはまだ決まっていないという。
Radar Online.comによると、木造5階建ての建物は2か月の時間をかけて撮影のために建設された。ロビーから出火したものとみられているが、不幸にもちょうどそのタイミングでヘリコプターが到着。風であおられた火が建物全体に回り、手の打ちようがなかったと同サイトは報じている。
すでに現地入りしていたブルースは連絡を受けて現場に急行し、カメラなどの機材を持ち出すのを手伝ったとのこと。いくらジョン・マクレーン役の俳優とはいえ、生身の人間。現実の大火を前にはなすすべがなかったようだ。
新作『ア・グッド・デイ・トゥ・ダイ・ハード(原題) / A Good Day to Die Hard』は2013年2月14日に全米公開を予定。世界を震撼(しんかん)させるテロリストを相手に、ジョン・マクレーンとその息子の活躍が描かれる。(編集部・福田麗)