ブラピ母親が猛烈抗議!「中絶と同性結婚を支持するオバマを再選させてはいけない」
ブラッド・ピットの母親がNews-Leader紙に手紙を送り、それが論説に掲載され話題となっている。
ミズーリ州に住むジェーン・ピットは手紙の中で、「モルモン教徒だというだけで大統領候補のミット・ロムニーに票を投じないならば、胎児を殺すことを認め、同性愛者の結婚を許すバラク・オバマを支持することになる」と言っている。彼女の意見では、ロムニー氏はモラルが高く、家族を大事にする人で、同性愛者に対してはクリスチャンと同じ考えを持っているとのこと。にもかかわらず、世間がロムニー氏がモルモン教徒だということにとらわれればオバマが勝ってしまうと心配なようだ。
ブラッドの母親がこのような手紙を書いたことにLGBT擁護団体PROMOの会長は理解を得るための活動が足りないと痛感しているようだ。「ブラッド・ピットが実家を離れた後、自分の経験から学び、成長したことはうれしく思うが、この文面からは、LGBT(性的少数者)と家族を受け入れてもらうためにはまだまだ活動が必要だということがわかります」と、南西部などアメリカ各地では今も偏見が健在であるとThinkProgressにコメントしている。
E!Onlineによるとブラッド側は何もコメントを出していないという。(澤田理沙)