億単位の損失をしたとリアーナが会計事務所を訴える
財務管理をしていた会計事務所によって億単位の損失をこうむったとしてリアーナが訴訟を起こした。
訴えられたのはニューヨークに事務所を持つバードン社と、すでに事務所を離れている会計士2人。ロビン・フェンティというリアーナの本名で提出された訴状によると、バードン社は2005年から2010年までの間、法外な手数料を請求したほか、ずさんな経理管理で税制優遇が受けられなかった上、期限内に税金を納めなかったため罰金まで生じたと書かれている。
リアーナがバードン社を使い始めたのは財政管理の知識が一切なかった16歳のころだったとのこと。そのため、この会社はリアーナの総売上げ高のパーセンテージを受け取るという普通では考えられない契約をしており、リアーナからかなりの額をせしめていたようだ。この会計事務所は2007年から2010年の間だけでも、彼女のコンサートツアーの総売上げの23パーセントを受け取ったと推定されており、当のリアーナが手にしたのはわずか6パーセントだったとのこと。
バードン社の管理のもと、コンサートツアーによっては損失が出ていたほか、月例計画報告書の提出や経費の記録もほとんどされていなかったらしい。また、彼女に支払われるべきだった何億円ものロイヤリティをほったらかしにしていたという。これに加え、リアーナ自身は2008年から2010年の納税申告書にミスがあったため監査が入っているというから踏んだり蹴ったりだ。バードン社のスポークスマンはこの訴訟についてコメントは出していない。(BANG Media International)