風間俊介、学校立てこもり事件の犯人に!「金八先生」の申し子が「鈴木先生」と対峙!
長谷川博己が主演を務めたテレビドラマの映画化『鈴木先生』に風間俊介がゲストキャストとして出演し、女子生徒を人質に、学校立てこもり事件を起こす役にふんすることが発表となった。また、公開が来年1月になることも判明した。
1999年の「3年B組金八先生」第5シリーズ出演で高い評価を集め、2001年からの第6シリーズにも参加。2011年には、NHK「中学生日記」で3年B組の教師役を務めるなど、これまで中学校を舞台とした名作ドラマに出演してきた風間。本作では、緋桜山中学のOBで、現代の学校教育の中でもがき苦しみ、ドロップアウトした青年・勝野ユウジを演じる。
以前から原作マンガもドラマも大好きだったという風間は、出演決定に「心からうれしかった」とコメント。学校立てこもりという、衝撃的な事件を起こす役どころだが、「絶対に許される行為ではないのですが、同じように救いがたき鬱屈(うっくつ)とした辛さを抱えた人が観て、救われた気持ちになって貰えたら」と前向きな姿勢で語っている。
テレビ東京の山鹿達也プロデューサーは風間の起用について、確かな演技力と存在感を理由に挙げたほか「『金八先生』の申し子という点からオファーしました」と語っている。風間のほか、勝野ユウジと同じ緋桜山中学のOB仲間で田辺満役で浜野謙太、かつての鈴木先生の教え子・白井役で窪田正孝も出演。これまでの学園モノとは一線を画すアプローチで、独自の教育理論を提唱してきた鈴木先生が、社会のレールからはみ出しもがく若者と、どのように対峙するのか、大きな見どころとなりそうだ。
本作は、低視聴率ながら第49回ギャラクシー賞で優秀賞を受賞するなど、高い評価を受けたテレビドラマの劇場版で、武富健治の同名コミックが原作。二学期となり、鈴木先生が担任する2年A組も文化祭の季節に沸く中、OBが学校に立てこもり、鈴木先生の生徒・小川蘇美(土屋太鳳)が人質にとられる事件が発生する。(編集部・入倉功一)
映画『鈴木先生』は2013年1月12日より公開