『ダークナイト』ノーラン監督、次回作はオリジナル企画に!出演のマイケル・ケインが明かす
まもなく『ダークナイト ライジング』が公開されるクリストファー・ノーラン監督の次回作はオリジナルストーリーになるとマイケル・ケインが明かしている。「ダークナイト」3部作をはじめ、『プレステージ』『インセプション』に出演しているマイケルは、ノーラン監督の次回作にも出演予定だという。
Empire Mazine.comのインタビューに応えたマイケルは、『ダークナイト ライジング』でシリーズが完結した今の心境について答える中で「監督はもう次のプロジェクトに動き出しています。いくつかアイデアがあるようですし」と監督の次回作がオリジナル企画であることを明かすと、「わたしもそこに参加することは決まっています」と告白した。
実際、マイケルは、『バットマン ビギンズ』以降のノーラン監督作すべてに出演。「わたしたちはお互いがお互いの幸運のお守りのようなものです。わたしはいつも監督に言っていますけどね、『わたしがあなたのお守りなんじゃない。あなたがお守りなんだ!』ってね」とジョーク交じりに語っており、両者が監督と俳優として最高の関係が築けているのは間違いなさそうだ。
ノーラン監督は2005年の『バットマン ビギンズ』からは、『ダークナイト』『ダークナイト ライジング』を発表する一方で、単発作品としては2006年にクリストファー・プリーストの小説「奇術師」を原作にした『プレステージ』を、2010年にはレオナルド・ディカプリオを主演に迎えた『インセプション』を発表し、どちらも批評的・興行的な成功を収めた。
次作の詳細については不明だが、これまでの流れでいくと単発ものになる可能性は高い。『ダークナイト』でヒットメーカーの座を確固たるものにしたノーラン監督がシリーズ終了後、いったいどんな作品を生み出すのか。今から楽しみだ。(編集部・福田麗)