東京ドーム約20個分!『のぼうの城』巨大セットから生まれた壮大な合戦!
実話を基にした映画『のぼうの城』の新予告映像が公開され、東京ドーム約20個分の巨大オープンセットで繰り広げられる壮大な合戦の模様が明らかになった。
本作は、狂言師・野村萬斎が約8年ぶりに映画主演を務めた戦国スペクタクル・エンターテインメント。天下統一を目指す豊臣秀吉(市村正親)軍20,000人にたった500人で挑んだ忍城軍の戦いを描いている。脚本は、第29回城戸賞を受賞した和田竜のオリジナルで、同脚本を基に和田が書き下ろした同名小説は累計130万部を突破。多くの人に支持された原案を、『ゼロの焦点』の犬童一心監督と『隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS』の樋口真嗣監督が映画化した。
新たに公開された予告編では、忍城の再現にあたって北海道・苫小牧に建設された広さ東京ドーム約20個分の巨大オープンセットや、11トントラックで5,000台分の土、エキストラ4,000人という本作のスケールを物語る映像の数々が。
それだけではなく、領民から“のぼう様”(でくのぼうの意)の愛称で親しまれる成田長親(野村)のユニークな人柄や、榮倉奈々ふんする甲斐姫が長親に思いを寄せるシーンなどのドラマ部分も秀逸。榮倉が馬にまたがりさっそうと走り抜ける姿も含まれており、「のぼう、あいつ死ぬ気だ」と甲斐姫がこぼす場面は結末の行方を占う重要な場面となっている。
野村が「『乗り越える力』を信じられる作品」と表現する本作には、そのほかのキャストとして佐藤浩市、成宮寛貴、上地雄輔、山田孝之、山口智充、尾野真千子、芦田愛菜、鈴木保奈美ら豪華メンバーが名を連ねている。(編集部・小松芙未)
映画『のぼうの城』は11月2日より全国公開