AV女優・周防ゆきこ『アバター』超えの3D官能映画出演に「絶命するぐらいのセックスシーンを演じられて幸せ!」
14日、映画『3D SEX&禅』の初日舞台あいさつがシネマート新宿にて行われ、人気AV女優の周防ゆきこが劇中で使用したセクシー衣装を身にまとい登壇。「映画では見えてもよかったけど、今日は(見えちゃ)まずいですからね」ときわどい衣装を手で押さえるなど、過激な発言で客席を官能の渦に巻き込んだ。
明王朝の性殿を再現し話題になった本作。映画史上初の3D官能映画という触れ込みで、香港で公開されるやいなや、映画『アバター』の持つ初日興行収入記録を塗り替えるほどのヒットを飛ばした。劇中、究極のサディスト冬梅役として激しい空中セックスシーンを演じた周防は「ワイヤーアクションの本場香港でつるされながらのシーンは、3~4日間もかかって大変でしたが、絶命するぐらいのセックスシーンを演じられて幸せな気持ちでいっぱいでした」と撮影を振り返った。
また本作が上映されたカンヌ国際映画祭へも赴いたという周防は「人生の宝物のような時間でした。世界のセックス観の違いなどをインタビュアーやバイヤーに質問されたことが印象に残っています」と述懐。さらに「日本では(性行為の際)声を押し殺して、切ない感じがエロいと感じると思っていたのですが、香港では自分を解放して、欲望をさらけ出すことがエロさなんだと監督に言われたので、頑張りました」と夜の営みに対する文化の違いも語った。
「カンヌをはじめ、各国で評価をいただいていた映画ですが、ようやく日本で公開することができました。セクシーで感動もできて、いろいろな部分でハラハラドキドキできる映画です。自分の欲望に正直で、自分らしく生きればきっと(周防が演じた)冬梅のように愛されるのではないでしょうか」と愛され女子の秘けつを客席に訴えかけていた。
本作は中国の官能文学の古典「肉蒲団」を実写化。禁断の城「絶世楼」の客人として招かれた若い学者が、性の道を究める姿を描いたエロス作品。昨年のカンヌ国際映画祭で話題になり、オーストラリア、フランス、イタリアなど各国で大ヒットを記録した。(磯部正和)
映画『3D SEX&禅』はシネマート新宿にて公開中、全国順次公開