オバマ、クリントン、キャメロン首相…アウンサンスーチーさん実録ドラマに各国要人が感動をコメント!
リュック・ベッソン監督が、ミャンマーの民主化に挑んだ活動家アウンサンスーチーさんの姿をミシェル・ヨー主演で描く映画『The Lady アウンサンスーチー ひき裂かれた愛』にバラク・オバマ米大統領、デーヴィッド・キャメロン英国首相、ヒラリー・クリントン国務省長官、U2のボノなど、そうそうたる面々が感動と賞賛のコメントを寄せている。
映画『The Lady アウンサンスーチー ひき裂かれた愛』写真ギャラリー
日本でも、長い自宅軟禁生活を強いられながらも戦い続ける姿が報じられていたアウンサンスーチーさん。本作では、遠い地から彼女の活動を支え続けたイギリス人の夫や息子たちの存在、その最愛の夫の死に立ち会うことさえ叶わなかった彼女の悲しみなど、あまり知られてこなかったドラマが描かれる。
予告編で引用された「ずっと涙が止まらなかった」というアンジェリーナ・ジョリーの言葉のほか、本作は世界の著名人・要人が賞賛。「彼女は私の英雄であり、発想の源だ」(オバマ大統領)「あなたの決意と勇気は世界中の自由の友を刺激し続ける」(ビル・クリントン氏)「彼女は僕の英雄だ」(ボノ)など、感動の言葉をささげ暴力に頼らず、誰よりも力強い彼女の生き様を称えている。
中でもヒラリー長官は、ビルマ行きの飛行機で本作を鑑賞し、現地で本人と面会。ワシントンにおける国務省関係者向け上映会では「この瞬間が、どれだけアウンサンスーチーとビルマの置かれている歴史的状況の中で重要なことかあらためて強調したい」とスピーチ。関係者への感謝の意を表明し「これから皆さんがご覧になるスーチー氏のパーソナルな部分(彼女があきらめてきたこと、苦渋の決断、祖国の民主化と自由を求め自らを犠牲にしたこと)はとても感動的」「スーチー氏が、自らが負っている痛みと犠牲の意味をとても良く理解していたことに我々は気が付かされる」と賞賛を惜しまなかったという。
また日本でも安藤優子キャスター、露木茂、山路徹氏など多くの著名人が本作を賞賛。みのもんたは「自由、平和、平等、家族との絆、今の日本は、本当に大事にしているか。スー・彼女は、どうみるであろうか」と問い掛けている。(編集部・入倉功一)
映画『The Lady アウンサンスーチー ひき裂かれた愛』は7月21日より角川シネマ有楽町、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国公開