『ファインディング・ニモ』続編を企画中 ! 第一作目のアンドリュー・スタントンが監督
ピクサーが2003年に公開され、世界興行収入8億6,790万ドル(約694億円)の大ヒットを飛ばした映画『ファインディング・ニモ』続編となる映画『ファインディング・ニモ2(原題) / Finding Nemo2』を企画中で、第一作目の監督アンドリュー・スタントンがメガホンを取ることになったとDeadline.comが報じた。
アンドリュー・スタントンといえば、映画『トイ・ストーリー』シリーズ、映画『モンスターズ・インク』『ウォーリー』などの監督/脚本家であり、『ファインディング・ニモ』『ウォーリー』ではアカデミー賞長編アニメ賞、自身もアカデミー賞脚本賞に4度もノミネートされている大御所監督だ。ピクサーはもちろんストーリーについて明らかにしていないが、Deadline.comによれば、ピクサーはアンドリュー・スタントンの考えたコンセプトをいたく気に入っているとのこと。またHollywood Reporterによると本作の脚本はスタントンではなく、2008年にブラック・リストの脚本「ザ・アポスルズ・オブ・インフィニット・ラブ(原題) / The Apostles of Infinite Love」を書いたヴィクトリア・ストラウスがペンを執るとのこと。プロデュースは映画『ジョン・カーター』でスタントンとタッグを組んだリンジー・コリンズが務める。
現在の段階では2016年のリリースを目指しての製作とのことだが、またニモとマーリンの冒険が見られると思うと楽しみでならない。また『ジョン・カーター』の興行的失敗の汚名返上のためにも、アンドリュー・スタントンにぴったりの企画だ。(後藤ゆかり)
映画『ファインディング・ニモ 3D』は9月15日より3D劇場限定公開