オウム真理教・平田信被告と斎藤明美被告をモチーフにしたメロドラマ『愛のゆくえ(仮)』公開決定
17年にわたる逃亡生活を送った元オウム真理教幹部・平田信被告とその生活を支え続けた斎藤明美被告をモチーフにした映画『愛のゆくえ(仮)』が、ポレポレ東中野にてこの冬公開されることがわかった。
元オウム真理教の幹部・平田は、1995年の公証人役場事務長逮捕監禁致死事件や宗教学者宅爆破事件に関与したとされ、全国で指名手配に。2011年12月31日に警察署に出頭するまで、17年にわたる逃亡生活をオウム元信者の斎藤にかくまわれながら続けてきた。
本作では、人目を避け息を殺して生き続けてきた平田と、偽りの名で社会生活を送りながら平田を生かし続けてきた斎藤の逃亡生活に基づいたある40代男女の期限付きのラブストーリーが描かれるという。
劇団「tsumazuki no ishi」の寺十吾が逃亡犯の男を演じ、その男を支える女には映画『家族ゲーム』でスクリーンデビューを果たし、劇団「アンファン・テリブル」などを主催する前川麻子がふんする。『へばの』の木村文洋監督がメガホンを取る。(編集部・市川遥)
映画『愛のゆくえ(仮)』はポレポレ東中野にてこの冬公開