『アンノウン』のダイアン・クルーガー、テレンス・マリック監督がプロデューサーを務めるエイブラハム・リンカーンの少年時代を描いた作品に出演決定
テレンス・マリックがプロデューサーを務めることになっている、エイブラハム・リンカーンの少年時代を描いた映画『グリーン・ブレイド・ライジング(原題) / Breen Blade Rising』で、映画『アンノウン』や『イングロリアス・バスターズ』のダイアン・クルーガーが義母のサラ・ブッシュ・リンカーンを演じることになったとMovie Nationが伝えた。
ダイアン・クルーガー出演 映画『戦場のアリア』写真ギャラリー
本作は、リンカーンがケンタッキーで過ごした少年時代を描いたもので、彼が9歳の時に実の母親は病死、父親が再婚し義母となったサラは、まともな教育を受けていなかったリンカーンに読み書きをほどこし、自分の子どもと分け隔てなく愛情を注ぎ、その後の彼に多大なる影響を与えたという。
クルーガーは、この役を演じるにあたり、「すごくアメリカ的な役柄だわ。わたしにとって、これまでとは違う体験になりそう。このところ、ずっと19世紀のケンタッキー州の田舎訛りのアクセントを練習してるの」とコメント、着々と役作りの準備を進めているようだ。
本作の監督や他のキャスト、公開時期などについては明らかになっていない。
クルーガーは、パスカル・ショメイユ監督作、最初の結婚がダメになるという家系の因縁を振り払うため、本命前に適当な相手と結婚する女性を演じる映画『フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン(原題) / Fly Me to the Moon』が今年公開を控えているほか、現在ポスプロ中のアンドリュー・ニコル監督のSF映画『ザ・ホスト(原題) / The Host』が来年3月に全米公開されることになっている。(鯨岡孝子)