公然わいせつ罪で逮捕されたフレッド・ウィラード 「警察の誤解」とコメント

ハリウッドのポルノ映画館で下半身を露出し、自慰行為をしているところを覆面警察官に逮捕されたフレッド・ウィラードが、警察の誤解だとコメントした。
フレッド・ウィラード出演映画『俺たちニュースキャスター』写真ギャラリー
TMZ.comは妻と一緒に弁護士事務所から出てきたフレッドを直撃したところ、警察と自分の間では意見の相違があり、警察が誤解をして逮捕したとコメントしている。彼の弁護士も、「フレッドは違法なことは何もしていません」と声明を出し、彼の潔白を証明するために動き出しているようだ。
同サイトによると、カリフォルニア州では映画館のような公共の場で自慰行為をすることは必ずしも違法ではないとのこと。目撃できる距離に、その行為を不快に思うかもしれない人がいた場合に初めて違法となるという。フレッドが逮捕されたとき、映画館内にはほかに4人の客がいたらしいが、彼らが離れた席に座っていて、彼のしていることが見えなければ違法とは言えないことになる。
しかし、覆面警察官は彼の行為を目撃し、逮捕しているため、不快に思う目撃者がいたということになり、この言いぶんが成立するかどうかは怪しくなる。公然わいせつ罪で有罪になるかどうかは別にして、名前についた傷を消すのは難しいだろう。逮捕後、フレッドはアメリカの公共放送網PBSの仕事をクビにされている。ネットのコメント欄には、フレッドにインターネットの使い方を教えてあげたほうがいいのでは?との書き込みや、ポルノ映画館が今でも営業をしていることに驚く声もあった。(澤田理沙)