『ダークナイト ライジング』来日イベントは中止…銃乱射事件の影響で ワーナーが正式発表
アメリカ・コロラド州で『ダークナイト ライジング』の上映中に銃乱射事件が発生したことを受け、来週に予定されていた本作の来日イベントが中止されることが明らかになった。配給のワーナー・ブラザース映画が正式に発表した。25日のジャパンプレミア試写会は予定通り開催される。
ワーナー・ブラザース映画は「コロラド州で起きた悲劇のため、当初予定されていたキャスト・スタッフの日本、ならびにメキシコへの訪問をキャンセルさせていただきます。ですが、作品を楽しみしているファンのため、プレミア試写会は予定通り行います」と正式に発表した。現時点では、27日の先行上映、ならびに28日からの日本公開スケジュールに変更はない。
25日に東京国際フォーラムで開催されるジャパンプレミアには、クリストファー・ノーラン監督、アン・ハサウェイ、ジョセフ・ゴードン=レヴィット、プロデューサーのエマ・トーマス、チャールズ・ローブンの5名が来日予定だった。すでに今週末のパリプレミアも中止が報じられている。
海外で「バットマン乱射事件」とも称されている同事件は、現地時間20日にアメリカ・コロラド州デンバー郊外のオーロラにある映画館Century Aurora 16で発生。少なくとも12人が死亡、50人以上が負傷した。24歳のジェームズ・ホームズ容疑者はすでに拘束されている。(編集部・福田麗)