『ボーン』シリーズのプロデューサーのフランク・マーシャル、次回作の企画を明らかにする
元CIA諜報(ちょうほう)員ジェイソン・ボーンの活躍を描く人気アクション映画『ボーン』シリーズのスピンオフ『ボーン・レガシー』について、プロデューサーのフランク・マーシャルが、続編企画について記者会見で明かした。
新たな暗殺者アーロン・クロスをジェレミー・レナーが演じ、前3部作と同じ世界で起きる別の戦いを描く本作。ジェレミーのほか、新しいキャラクターとしてレイチェル・ワイズ演じるドクター・マルタ・シェアリングが紹介される。
これまで全シリーズの製作に携わり、本作でもプロデューサーを務めるフランク・マーシャルは次回作の展開について「次回作はジェレミーとレイチェルのキャラクターをめぐる内容となる」と語っている。以前に「ジェレミー・レナーとマット・デイモンの共演を実現させたい」とイギリスのEmpire誌のインタビューで答えいていたフランクだが、現実性を選択したようだ。しかしながらまた「このシリーズはいろいろな方向性が可能だが、当分はジェレミーのキャラクターをめぐる展開にしていく。素晴らしいのはどのような方向性も可能だということだが、次回作はジェレミーとレイチェルをめぐるものになる」と、ジェイソン・ボーン(マット)とアーロン・クロス(ジェレミー)が交差する可能性も示唆している。
いずれにせよすべては『ボーン・レガシー』がどれだけヒットするかによるようだ。楽しみに結果を待とう。(後藤ゆかり)