超キュート!メガネっ子の真打ちは国民的美少女コンテスト演技賞の現役早大生!
現役早稲田大学1年生で、大ヒット漫画を実写化した学園ドラマ「GTO」にメガネっ子の野村朋子役で出演中の女優・宮崎香蓮が、早稲田大学を志望したのは以前に映画で共演した大女優・吉永小百合による影響だと明かし、将来の展望を語った。(※宮崎の「崎」は正式には旧字。「大」が「立」になります)
24日放送の「GTO」第4話では、元伝説の暴走族頭という鬼塚先生(AKIRA)が、失敗ばかりのトロ子こと野村朋子に「夢をあきらめるな!」と熱血指導し、トロ子がアイドルオーディションに臨むことで自分の殻を破る姿が描かれていく。宮崎は「キャラクターのある役柄は以前からやってみたかったんです。ピュアな子を演じるのは、ともするとぶりっ子に見られがちなので、そのバランス加減が難しいです。ゆっくりしたしぐさ一つにしても、わざとらしく見えないように工夫しています」と述べ、その工夫として「眼鏡を外すときや筆箱を開けるときも両手を使うこと」とコツの一つを教えてくれた。
宮崎のかわいいメガネっ子姿には注目が集まりそうだが、素顔の宮崎も「今はコンタクトレンズを使っていますけど、小学生の頃はわたしもメガネっ子でした。劇中で掛けているだて眼鏡はトロ子らしさを追求して選ばれたもの。ちょっとあか抜けない感じがピッタリ」と語り、にっこりとほほ笑む。そんな明るい人柄ゆえ撮影現場にもすんなりなじんでいるようだ。教師役のAKIRA(EXILE)と瀧本美織は、昼食や休憩時も「わたしたち2年4組の生徒役と一緒に過ごしてくれます」。その時間で築かれた空気感が良い形で作品に反映され、また、生徒役の間でもお芝居について意見を交わしたりアイデアを提案したり積極的に取り組んでいるそうだ。
長崎出身の宮崎は中学生のときに、第11回全日本国民的美少女コンテスト演技部門賞を受賞し芸能界入り。2008年に公開された吉永小百合主演作『まぼろしの邪馬台国』に出演し、物語のモデルとなった自身の祖母・和子の少女時代を演じた。吉永とは今も手紙のやりとりが続いており、「GTO」の出演も報告済みだ。実は吉永と共演経験で女優としての仕事の取り組み方から勉学の大切さなどの人生観に至るまで影響を受けたという宮崎。高校進学はすごく迷ったというが大学受験では迷わなかった。「吉永さんの母校である早稲田大学が第1志望になりました。ですが、女優としての目標を『吉永さん』と言うのはおこがましい感じがします。でも、いつの日か再び吉永さんとお仕事をご一緒したいので、多くの経験を積みたい」と展望を語った。
才色兼備な宮崎の素顔もちょっぴり。大学進学に伴い上京し、現在は社会人の兄と二人暮らし。現在、故郷の友人とはコミュニケーションアプリを使って交流しているという。健康を考えザクロ酢を愛飲し、「美術展に行くことや週末にお料理を作ることが楽しみ」という一面も。学業と仕事の両立の大変さを口にするが、なんとか両立できているのは「大学の友人や周りのサポートがあるから」と感謝の気持ちを忘れない。どのような質問にも真摯(しんし)に答えてくれた宮崎の誠実さは、周囲の誰をもファンにしてしまうことだろう。(取材・文:南樹里)
ドラマ「GTO」は毎週火曜、午後22時から22時54分までフジテレビ系列にて放送中