映画館の銃撃戦シーンを撮り直し…ライアン・ゴズリング主演映画、来年に公開延期
先日、米コロラド州の映画館Century Aurora 16で60人以上の死傷者を出した銃乱射事件が起きたことを受け、当初9月7日に公開予定だったライアン・ゴズリング主演の映画『ギャングスター・スクワッド(原題)/ Gangster Squad』の公開が来年に延期された。Entertainment Weeklyなど複数のメディアが伝えている。
ライアン・ゴズリング出演 映画『ブルー・バレンタイン』写真ギャラリー
同作は米ワーナー・ブラザーズの下で製作された映画で、1940年代を舞台に二人のロサンゼルスの警官が、ギャング王のミッキー・コーエンを追跡していく過程を描いた作品。二人の警官役にライアン・ゴズリングとジョシュ・ブローリン、ミッキー・コーエン役にショーン・ペンがキャスティングされていた。
だが、劇中のマシンガンを使用した映画館での銃撃戦のシーンを米ワーナーが問題視。同シーンを撮り直し、さらに当初の9月7日から来年1月11日に公開を延期することを決断した。
これまでにも銃乱射事件をめぐっては、『ダークナイト ライジング』来日イベントがキャンセル、そしてアメコミ「バットマン」の発売延期などが発表されている。(細木信宏/Nobuhiro Hosoki)